バルチック艦隊技術将校,ポリトゥスキーの日記

2月23日

委員裁判はひとりの士官に対して身分権を剥奪した上,免官を宣告した。宣告は提督の確定を得て執行される。刑は簡単に決まった。ウラルでの多くの醜事が暴露されて,この事件もようやく終わった。噂によればこの士官は正直な人物だという。彼はペテルスブルグに送られる。
いま,艦内に騒動があった。すなわち艦内の一室から煙が出たため人々が駆けつけポンプまでも用意して,まさに火災警報のラッパを吹こうとした。その後,この煙は行李に入れてあった麻の夏服に火がついて焼けたためとわかった。この服を引き出して消し止め,艦内一同は安心した。
今日の昼食に腐敗肉が出された。私は最初それを知らずに食べてしまった。
上陸して亀甲を買おうと思う。もしあったらそれを買って櫛またはビンの頭を作るつもりだ。

2006/02/23 in  | posted by gen

EntryPrevious | Main | EntryNext


コメント



コメントしてください