バルチック艦隊技術将校,ポリトゥスキーの日記

3月24日

万事が制限と関係との中にあるのを免れない。駆逐艦の中の生活を一見するがよい。艦は始終動揺し,不潔で狭いので,どこにも寝転ぶ場所さえない。食物もはなはだ粗末なもののである。わずかにようやく休息ができる程度である。しかし一方,大きな船にいる者は小さいことにも常に文句を言っている。
スウェトラーナからは,同艦の前方に我が艦隊と同一航路を取って進行する汽船を認めたとの報告をしてきた。実に奇怪だ。我が艦隊は誰も通ったことのない航路を取っているのである。よく徐行し,またしばしば停船するような我が艦隊に追従するような汽船は果たしてどんな船なのだろう。重量物を積んだ船であっても,このように徐行することはありえない。

2006/03/24 in  | posted by gen

EntryPrevious | Main | EntryNext


コメント



コメントしてください